藤井聡太四段 14歳 中学生が深夜に将棋と記者会見をするのは労働基準法違反?

 

将棋の最多連勝記録を更新した藤井聡太四段だが、中学生にも関わらず深夜に及ぶ対局や対局後の記者会見を行うことに問題はないのだろうか。

 

22時を過ぎる長時間の対局や、23時頃まで行われた記者会見の様子からSNS上では「労働基準法違反ではないのか?」という声が上った。 

 

労働基準法第56条では、「児童が満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで使用してはならない。」と定め、子役などの一定の業務に限っては「行政官庁の許可を受けて」例外的に労働を認めている。

 

また、労働基準法では18歳未満の深夜労働(午後10時~午前5時)を原則として禁じている。 

 

藤井四段が「労働者」であれば雇用主は労働基準法違反にあたる可能性があるが、将棋棋士は「個人事業主」であり「労働者」ではないというのが現状のようだ。 

 

労働基準法は労働者に適用される法律であり、個人事業主であれば労働基準法が適用されない。

 

なお、個人事業主に年齢制限はなく、法務局で未成年であることを登録する証明書「未成年者登録簿」という書類を取得して「開業届け」を提出すれば未成年者でも個人事業主になることができる。

 

個人事業主である以上、労働基準法の問題は生じないとはいえ、学業や健康に対する配慮が十分になされることが望まれるであろう。